この度の交通事故に関しまして、まずはお見舞い申し上げます。
遷延性意識障害の方のご家族や周囲の方におかれましては、多大なる介護の負担に加え、非常なご心労を感じていらっしゃることと思います。

このページでは、交通事故で遷延性意識障害となってしまった方、そのご家族、周囲の方にとって、少しでもお役にたてる情報をお知らせしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

遷延性意識障害の補償

遷延性意識障害は、自力で移動、食事、排せつ等ができないため、ご家族による介護が不可欠な傷病です。ご家族の精神的な負担は大きく、十分な慰謝料の支払を受ける必要があります。

また、介護費、治療費、家屋改造費、介護用ベッド、トイレ・入浴介助器具などの器具代、おむつ、ガーゼ、タオル、嚥下しやすい食品などの日用品代といった重い経済的負担があり、これらの損害を補償してもらうことが不可欠となります。

その中でも、保険会社との間でとりわけ問題となるのが、介護費ですので、このページでは、保険会社との間で問題となりやすい介護費の補償のポイントをお知らせさせて頂きます。

介護費の問題は、次の2つのポイントによって、金額が変わってきます。

介護の場所(自宅介護か、施設介護か)

介護する人(近親者か、職業付添人か)

介護の場所

施設で介護するのであれば、原則として施設利用料が補償されることになります。これに対して、自宅で介護するのであれば、誰が介護するかによりますが、施設介護よりも高額の補償が認められる可能性が高いです。

保険会社は、できる限り補償額を少なくしたいと考えているので、現在の介護保険制度を利用した施設介護という前提で、介護費を計算しようとします。

しかし、介護保険制度が見直されていることからも分かるように、現在の介護保険制度を利用し続けることができるとは限らないことから、介護保険制度を利用した介護費の計算を認める必要はありません

また、現在は、施設介護を受けていても、後日、自宅介護に移行する可能性が高いのであれば、自宅介護を前提とした介護費の補償を受けておかなければなりません。と言っても、将来、自宅介護にするかもと言っているだけでは、自宅介護を前提とした介護費の補償は認められません。

自宅介護費の補償が認められるかどうかは、自宅介護に向けて動いているか、自宅介護が実際に可能な状況なのかによって決まります。

介護する人

近親者が介護する場合には、月額8000円程度が目安になります。
これに対して、職業付添人に介護してもらう場合には、1万円から3万円程度を目安に実費が補償されます。

現実に近親者が介護していて、職業付添人に頼んでいない場合には、近い将来に職業付添人が介護することを前提とした介護費の計算をしても、認められることは難しいですが、介護している近親者が近い将来に働かないといけないことを証明すれば、認められる可能性があります。

また、近親者が高齢になったにもかかわらず、介護しないといけないというのは酷なので、67歳になって以降の介護費については、職業付添人が介護することを前提とした計算が認められることが多いです。

途方に暮れていらっしゃるご家族・周囲の方へ

遷延性意識障害の方を介護して、途方に暮れていらっしゃる方、どう介護すればよいのかを悩んでいらっしゃる方にお伝えしたいことがあります。

これまで、遷延性意識障害は、意識もなく、コミュニケーションも取れず、自力移動など到底できない状態であると考えられてきました。しかし、現在では、遷延性意識障害と診断された方の中にも意識がある方がいらっしゃり、補助器具を利用することでコミュニケーションを取ることができる方、リハビリによって移動できるようになる方がいらっしゃること が明らかとなっています。

もしかしたら、みなさまも、そのような情報は知っていらっしゃって、それでもどうしようもないと思っていらっしゃるかもしれません。

私どもは法律事務所なので、介護やリハビリに関して直接お役に立つことはできないのですが、何かのヒントになるかもしれない映画をご紹介させてください。

それは「僕のうしろに道はできる~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~」という映画です。

この映画は、遷延性意識障害の方が、友人の献身的な介護(声掛け、マッサージ、運動補助、コミュニケーション器具の利用促進)によって、コミュニケーションを取り、移動できるようになるまでの過程を描いた映画です。

全国の遷延性意識障害の方が、この映画を通じて知り合い、効果的な介護の方法やコミュニケーション器具の利用方法に関する情報を共有しています。

ご関心のある方は、全国で自主上映会が開催されていますので、「僕のうしろに道はできる」で検索してご覧頂けたら幸いです(リンクスの代表弁護士藤川も、この映画の存在を知り、社会課題として広めることをお手伝いするため、ボランティアで自主上映会を主催させて頂いたことがあります。)。

リンクスは遷延性意識障害を徹底的にサポート

リンクスの弁護士は、800人以上の交通事故被害者の方から無料相談をお受けし、400人以上の交通事故被害者の方からご依頼頂いてきました。

その中で感じたのは、補償の問題だけでなく、今後の生活にとって有益なアドバイスをすることが大事だということでした。

リンクスのススメ

リンクスでは、遷延性意識障害でお困りの方をはじめ交通事故でお困りの被害者の方のため、無料相談をさせて頂いておりますので、是非ご利用ください。

法律事務所リンクスの無料相談のモットーは、「敷居を低く、分かりやすく。」。
京都・関西の交通事故の被害者のみなさま、地元の法律事務所リンクスにお気軽にご相談ください。

私たち交通事故専門のスタッフがみなさまのお問合せをお待ちしています。

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